自家栽培の紫芋「ふくむらさき」を使用し、宮崎の大地で丹精込めて育てた素材を活かした一本。ふくむらさきは鮮やかな紫色と高い糖度が特徴で、蒸すとしっとり甘みが際立ち、ベリー系を思わせる香りが広がります。醸造には「河内菌黒麹ゴールド」を用い、さらに蔵付き・外気由来・土由来の野生酵母を取り入れることで、自然の力を活かした唯一無二の発酵を実現。蒸留後の原酒からは、ベリー系の華やかさと黒麹由来の奥行きあるコクが感じられ、まろやかな甘みと切れの良い余韻が調和します。兄弟杜氏が掲げる理念「風土で醸す」に基づき、土地の気候・原料・微生物を余すことなく生かした酒造り。焼酎粕も肥料として田畑に還元し、持続可能な循環の中で育まれています。しっかりとした味わいながらも飲み口はやわらかく、ロックや水割りはもちろん、旬の料理と合わせて食中酒としても格別。紫芋ならではの鮮やかな風味と自然由来の力強さが、心に残る一杯を生み出しています。